『自然のなかでたくましく』こどもと木の距離感をつくる
WOOD DESIGN賞2020受賞作品
神奈川県横浜市北部。豊かな自然に囲まれ、元気に遊ぶこどもたちの姿。
いくつかの広い庭園のあるその場所の名は、都田幼稚園といいます。
昨年から園舎建て替えPJが開始し、今年の春、堂々オープン。
こちらは見事、今年のウッドデザイン賞を受賞されました!
外壁、室内の柱に屋久島地杉をふんだんに使用いただき、木の香り漂う自然と調和した園舎に。
こどもたちも丸太柱に抱きついたりもたれかかったりと、楽しんで過ごせる場所です。
こちらを手掛けた設計事務所様が2年前に屋久島を訪問。
屋久島林業の現状を知って弊社の屋久島地杉PJに共感してくださり、
この地杉の良さを、園舎に使うことでこどもたちに感じてもらいたい。
そしてなかなか活かしきれていなかった丸太などの材も、工夫して使うことができるということを広めたい。
その想いから今回の採用へとつながりました。
この園舎はデザインもさることながら、こどもたちの過ごしやすさもしっかり考えた設計となっています。
断熱された屋根には、風が吹き抜ける機能も持ち合わせたトップライトを設置。これにより室内の空気を旋回させ換気を促進させます。
下記の資料には、オーナー様の園舎に対する想いや設計のこだわり、屋久島地杉を使用する意味など、より詳しく記載されています。
ぜひ、じっくりお読みいただきたい内容です。
こどもたちと、木のことを考えて作られた園舎。
自分がこどもだったら、是非こちらに通園したいと思えるほど、とても素敵な幼稚園。
改めて園舎の完成、そしてウッドデザイン賞の受賞、おめでとうございます!